オープンエンド

映画
「重ねる」~フィルムの中を生きる

去る11月3日、和良町民センターにて試写会が行われた同作品においては既にオンライン上で話題となっている。なかなかの好評ぶりだが、個人的には観終わってかなり違和感というか、残尿感があった。
「個人的には」と前置きしたが、そう感じたのはおそらく私だけに留まらないはずである。この映画は思わぬ顛末を唐突に迎え、しかもエンドロール後、これまた謎めいたカットで終わるのである。「なんだ、これは…」その時、会場には文字通り人々の「どよめき」が起きたほどである。

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